高校では普通科と同様の理系科目などを学び、それに加えて基礎的な工作機械の使い方や設計・製図などについて学びました。高校の学業に加えて、もっとものづくりに関わりたいと思い、マイコン制御部という部活に所属して電子工作について学ぶとともにコンペにも出場しました。自分はこの部活でのコンペや高校での課題研究から、問題を自分の力・考え方で解決する面白さを知りました。
大学で学んだことで最も勉強になったのは、ロハス工学の授業です。ロハス工学では最新技術や環境に考慮した工学について学ぶことができ、高校まで学んできた工学とは別の角度からの視点を与えてくれました。
また、ロハス工学の授業内で考えたアイデアを新☆エネルギーコンテスト(主催:日本機械学会)に応募することになり、今まで自分が大学で学んだCADやロハスの知識を活かしてプレゼンした結果、企業賞を受賞することができました。
卒業後は大学院へ進学し、目標である研究開発職につくための能力を養いたいと思っています。特に興味を持っているロボット工学や自動車工学の知識だけでなく、航空宇宙工学や人間工学など専門分野だけでなく関連分野の知識も身に着けたいです。また、これからは脱炭素社会へ転換していくなかでエンジニアになるため、ロハス工学を実践できる時代に即したエンジニアになりたいと思っています。
機械工学科3年
和内 直也さん
(国立大学法人東京工業大学附属科学技術高等学校出身)
小学校から中学校の間プログラミングやロボット製作について学んでものづくりの面白さを知り、将来はものづくりに関わる仕事をしたいという思いが強くなりました。そこで企業の設計・開発に必要な能力を養うことができ、大学卒業後や大学院修了後の就職に実績のある機械工学科に入学したいと思いました。