女性だからできない
なんてことはない!

機械工学科3年


佐藤 百華さん (横須賀学院横須賀高等学校出身)

 中学校時代に「エネルギー」への興味を持ち、技術の教員を目指すようになりました。高校では2年生時に理系を選択し、工学系の大学のオープンキャンパスに参加しました。その参加した大学の一つが日本大学工学部で、体験授業や在学生のみなさんの話を聞く中で進学したいと強く思いました。

高校での学び

技術教師を目指すための進路を決断

 1年生の時には、技術科の教員になりたいという気持ちがあり、理系を選択して、技術科の免許が取れる条件や大学を担任の先生と探し始めていました。
 3年生時にとても迷ったのが物理Ⅱと化学Ⅱの選択です。機械工学科と電気電子工学科の2つで悩んでいたため、絞り込むことが難しかったです。最終的な決断は、物理のほうが分野による得手不得手があったため克服したいと感じて物理Ⅱを選択して機械工学科を志望しました。

大学での学び

スタートの差も環境でカバー

 1年は今まで学んできたことを改めて勉強することが出来て、知識が定着する1年間でした。 2年になり工学実習や製図が本格的に始まったことで、工業高校の出身の方との知識量や経験のギャップに不安を感じたことはありますが、切磋琢磨出来るので良い勉強が出来る環境です。
 実習では、力や身長で不利になるかと心配でしたが、安全に作業できるように指導していただけるので、女性だからできない作業はないことを実感しました。

卒 業 後

ずっと先を見据えた将来を設計

 教育課程で中学校技術と高校工業の2つの資格取得に向けて勉強していて、私は地元に戻り、中学校技術科の教員を目指しています。また、教員を目指すきっかけである「再生可能エネルギー」について学んでいくうちに、ものづくりの楽しさとプロセスを知り、こうした分野での就職も自分にとって良いのではないかと視野が広くなりました。
 就職も教員を目指すにも、とても手厚いサポートがある環境なので、今後の人生設計について考えて最終的に自分で決断したいと思います。