大学院進学も視野に。
人材育成でものづくりを支えていきたい

機械工学科3年


管野 敬大さん (学校法人修道学園修道高等学校出身)

 技術立国の日本で、ものづくりに携わる仕事に就くため、機械工学科を選択しました。尊敬する父が生まれ育った福島の地で学びたいという思いも、入学の決め手となりました。

高校での学び

様々な人との関わりで充実した日々

 私は、教員である父への憧れと、学びを教えることに興味を持ち、中高一貫校に進学しました。学校とは別に、市区の小学生と共に活動するボランティアにも参加しており、様々な世代の方々と活動を行う中で、人と関わりを持ちながら活動をする喜びや楽しみ、達成感を感じていました。また、この頃から機械やその構造に興味を持ち、理系の学部への進学を考えていました。

大学での学び

コロナ禍をバネに人間力向上

 入学間もない頃は、環境の変化とオンライン授業に慣れるため、必死でしたが、ここを乗り越えたからこそ、今の自分の人格が形成されることとなったと考えています。二年次からは、一部の授業が対面授業となり、多くの学友たちと出会い、学び合う喜びを実感することができました。 その中で特に興味を持った授業が教職課程でした。始めるまでは、単なる資格と考えていましたが、始めてみると学んだことを伝えたいと考えるようになり、教師になる道を進みたいと考えるようになりました。

卒 業 後

ものづくりの心を伝える教師を目指す

 現在は地元の教員採用試験を受けるとともに、大学院への進学を目指しています。大学院で、機械工学の研究を推し進めるとともに、中学校・高等学校の専修免許状の取得を目指したいと考えています。 始めは、日本の科学技術の進展に携わろうと考えていましたが、現在は、人材を育成することで、日本の技術立国としての再興を目指したいという考えに変わっていきました。