数学への熱い思いが
将来の夢へ繋がっていく!

情報工学科3年


小沢 広倫さん (福島県立喜多方高等学校出身)

 将来の夢が見つからず、「何かにならなきゃいけない」という強い思いに駆られ、プログラミングに少し興味があるからという理由で、プログラマーやシステムエンジニアを目指して入学しました。

高校での学び

数学の魅力に取りつかれ始めた頃

 5教科の中でも数学と英語が得意でしたが、学年が上がるにつれて、数学だけに興味を示すようになりました。休み時間中ずっと教科書を眺めて、公式の徹底的理解や導出について考えたり、わからないところは同級生に聞いたり、自分で調べたりしながら理解を深めていました。
 受験期には、数学Ⅲを学んでおり、大学の必修科目にも数学Ⅲに近い科目があるため役立ったと思います。

大学での学び

学び直して気付く、数学の奥深さ

 大学2年のとき、授業と平行して、数学の勉強を高校からやり直すことを決意し、それと同時に教職課程を履修し始めました。
 その後、実用数学技能検定 準1級に合格し、現在は、教員採用試験の準備と両立しながら大学3年までに1級を合格することを目指して勉強中です。また、その過程で確率統計に興味をもち、1級合格後は統計検定2級も受験する予定でいます。

卒 業 後

この学びの楽しさを伝えていきたい

 このまま数学に対する強い情熱を忘れずに数学を楽しく勉強し続けたいと考えています。
 さらに、子供が勉強したり部活動をしたりして成長していく姿も好きなので、高校の教員を目指し、数学の面白さを伝えることを通して、数学が嫌いな子に少しでも好きになってもらいたいという夢があります。