2022.07.27
進学ガイダンス
青森県立十和田工業高等学校の皆さん
令和4年7月26日（水）、青森県立十和田工業高等学校で進学ガイダンスが行われ、高校からの依頼を受けて本学部の進学アドバイザー豊島隆幸先生と卒業生の蛯澤康海さん(建築学科4年)が派遣されました。蛯澤さんは本学部のアンバサダー第2号。先月には教育実習生として母校の教壇に立ったばかりですが、早速母校からのオファーを受けて初の任務に臨みました。
参加されたのは工業高校から大学進学を希望している1・2年生40名の皆さん。工学部の学びについて特に関心の高い方が集まってくださいました。既に工学の基礎を学んでいるからでしょうか、今高校で学習していることの先にどんな未来があるのか、より現実的に考えている生徒さんが多いように見受けられました。
当日は豊島隆幸先生による進学についてのアドバイスから始まりました。
将来を考えた上での進路目標の見つけ方から、志望校・志望学科の決め方や入試スケジュールといった具体的な対策まで話題は進み、真剣な表情の皆さんが印象的でした。夏休みに入った今だからできること、ぜひ実行してみてください。
続いて、卒業生である蛯澤康海さんが講演しました。蛯澤さんは現在、構造解析研究室に所属しています。地震に強い建物を目指した設計法の構築について研究を進める毎日ですが、教職課程の履修に加え、学術文化サークル連合会の活動にも力を注いできた充実の学生生活を送る先輩のアドバイスはひときわ心に刺さるものだったようです。
昨年は団体の代表としてSDGs達成に向けた様々な活動を主催し、多くの学生や職員を巻き込んで勉強会やワークショップを行ってきた求心力のある蛯澤さん。一人暮らしで自分なりのルールを実践する自立した生活を送る様子も紹介され、参加された皆さんにとって理想的なロールモデルができたのではないでしょうか。
こんなキャンパスライフを送ってみたい！と思わせてくれる、身近な先輩からのお話を聞いてみたくなりますよね。自分たちと同じ環境で高校時代を過ごした先輩だから、質問もしやすいかもしれません。今後も高大連携推進室では蛯澤さんのような学生アンバサダーを母校に派遣する活動を行ってまいりますので、ぜひお問合せ、ご相談ください。
最後になりましたが、十和田工業高等学校の皆さん、ご参加いただきありがとうございました。今日の講義をきっかけにして進路について真剣に考え、本格的に対策が始まることを期待しています。