2023.06.22

福島県立川口高等学校1・2年生36名の皆さん

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 令和5年6月22日(木)、福島県立川口高等学校1・2年生36名の皆さんが大学見学に訪れました。
当日は大学到着後、1年生24名・2年生12名の2班に分かれて模擬授業を受け、ハットNEにある学生食堂で昼食、というスケジュールです。

 1年生24名は62号館3階6232教室へ移動。土木工学科 朝岡 良浩 教授から「大規模洪水に備える」というテーマで模擬授業を受けました。2019年10月に発生した令和元年東日本台風による洪水は、高校生の皆さんの記憶にも残っているのではないでしょうか。その際の阿武隈川の氾濫で工学部キャンパスも浸水する被害を受けました。

 そのような水害を引き起こす河川流域の水循環を取り扱い、水資源の有効活用や水災害対策について研究しているのが朝岡教授の水文・河川工学研究室。防災・減災にも工学の力が必要とされているのですね。

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 2年生12名は14号館1階化学実験準備室へ移動。生命応用化学科 岸 努 教授から模擬授業を受けました。模擬授業の中で岸教授はノーベル化学賞受賞者、アメリカの分子生物学者として知られるライナス・ポーリング博士の言葉を取りあげつつ、化学にとどまらない、研究へ向かう姿勢そのものを伝えました。

 2年生の皆さんは学年も上がり、学びについての真剣みも増してきているようで、意欲的な姿勢で岸教授の授業を受ける様子が見られました。

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 同日大学見学に訪れていた、聖光学院高等学校の皆さんも同じ時間帯に学食体験をしており、賑やかなお昼の時間となりました。高校よりも広い学生食堂でのスタミナ満点な学食はいかがでしたでしょうか?

 福島県立川口高等学校1・2年生36名の皆さん、ご参加いただきありがとうございました。この日をきっかけに工学部の魅力をもっと知りたいと思った方は、ぜひ8月のオープンキャンパスにもご参加ください。各研究室の学生やオープンキャンパス実行委員会の学生たちが皆さんをご案内します!

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