2023.05.08
令和5年4月26日(水)、相馬市立向陽中学校2年生が大学見学に訪れました。あいにくのお天気ではありましたが、2年生106名という大変多くの皆さんが工学部キャンパスで大学での学びに触れる一日となりました。
コウガクブって何を学ぶんだろう、、、そんな疑問を持つ皆さんも多かったのではないでしょうか。広報担当の遠藤拓教授(電気電子工学科)は「工学はモノづくりで世の中を良くしていこうという研究である」と紹介し、日本大学工学部は20年以上前からSDGs目標に先駆けて「ロハス工学」でサステナブルな社会を目指してきたことを説明しました。
続いて、生命応用化学科3年生の管井滉太さんから学生生活についての紹介がありました。趣味の話、クイズも交えてパワフルなトークを繰り広げてくれた管井さんでしたが、実はちょっと緊張しているんです・・・と胸のうちを明かす場面も見られました。理科の実験が好きだった中学、高校時代のこと、白衣やフラスコなど実験器具への憧れのイメージがあったことなど、皆さんの身近なお兄さんのようでしたね。
工学部の特徴クイズでは、だんだん中学生の皆さんの声も大きくなってきて会場も盛り上がってきました。日本大学はモノづくりが好きな学生が全国各地、さらには海外からも集まるところなんです。いろいろな学生が集まるから、活動も人それぞれ。課外活動のことも興味深いお話でした。学内のサークル活動としては発足したばかりのクイズ研究会のメンバーである管井さん。また学外でも地域の消防団に参加していることを紹介しました。大学生の課外活動は学校の枠を越えていろいろなことにチャレンジできるんです。大学生になると「好きな勉強を深くできる」「やりたいことの選択の幅が広がる」。だから皆さんも大学進学を志すなら、何か自分のやりたいことを見つけにきてください、と管井さんは伝えました。やりたいことを存分にできるところだから、ひとつでもたくさんでも、ぜひ見つけにきてください!
このあとは各学科に分かれて大学内の研究室や施設を見学しました。
振動台で東日本大震災の揺れを体験!
ロハスのトイレに興味津々
建物の揺れを科学する!
ロハスな建築材料を体感!
このドローンも動かす全固体電池って?
持続可能な社会に欠かせないサステナブルエネルギー
初めての電波暗室体験
ナノスケールの半導体デバイスって?
結晶の魅力。無機材料って何?
コンピュータで理科実験!
デジタルでヘルスケアをモニタリング!
情報工学科ってどんなことを学ぶの?<学科説明>
各学科での見学のあとは、お楽しみの学食体験です。工学部学食自慢のカレーライスはいかがでしたか?
たくさん感想を頂いた中から一部をご紹介します!
向陽中学校の106名の皆さん、ご参加いただきありがとうございました。今日の体験で、高校進学やその先のこと、少し現実的になってきましたよね。「ロハス工学」に触れて地球の未来を想う研究の楽しさを感じていただけたでしょうか。それが将来を考えるきっかけになれたとしたら、たいへん嬉しいことです。自分の興味の向かう方向へ、明るい未来を切り拓くために、この体験を友達や保護者の方と話しあってみるのも良いと思います。 たくさんの体験を用意して、オープンキャンパスでお待ちしています!