2022.07.07

栃木県立宇都宮南高等学校の皆さん

 令和4年7月7日(木)、栃木県立宇都宮南高等学校2年生32名の皆さんが大学見学に訪れました。

 今回参加された皆さんは理系クラスということもあり、「工学」を進路の選択肢として具体的に考えている方も多かったと思います。工学と一口に言っても、その研究体系には様々なアプローチがあります。その中で、日本大学工学部が掲げる「ロハス工学」の一端に触れていただいたわけですが、この体験をきっかけに私たちの進める研究に興味を持っていただけたなら嬉しいです。

 当日は工学部の概要についての紹介から始まりました。広報担当遠藤 拓 教授(電気電子工学科)による説明は日本大学の教育理念をはじめ、各学科の詳細、「ロハス工学」とSDGsとの関わりにも及びました。その後、総合型選抜第2期や一般選抜N全学統一方式第2期が新たに導入されチャレンジの機会が増えたこと、工学部の専門共通科目として「ロハス工学入門」が開講したことなど、最新の情報を交えてお伝えしました。高大連携推進室の活動についても紹介して頂きました!

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 概要について説明した後は、実際の大学の講義を体験して頂きました。電気電子工学科髙梨 宏之准教授による「制御」を知る講義。「見て・触れて『制御』を理解しよう」というテーマに沿って講義と体験が行われました。目には見えなくとも、私たちの身の回りにたくさん隠れている重要な仕組みだということ、この仕組みが担う役割や目指す利用形態について解説頂きました。髙梨准教授が研究室で進めている安全・安心な社会の実現に向けた研究も身近な事例の調査からスタートしています。工学が生活に強く結びついていることに気づけたのではないでしょうか。

 さて、講義も終わり、時計は12:00を回りました。今回の皆さんには「大学の学食」も体験して頂きましたが、満喫頂けましたでしょうか。学食のあるハットNEには購買部や書籍店、カフェテリアなどキャンパスライフには欠かせない施設があります。普段とは違うランチタイムに、未来の学生生活を思い描けたかもしれないですね。

 宇都宮南高等学校2年生の皆さん、ご参加いただきありがとうございました。この日をきっかけに工学部の魅力をもっと知りたいと思った方は、ぜひ8月のオープンキャンパスにもご参加ください。各研究室の学生やスチューデントサービスの学生たちが皆さんをご案内します!