第14回JIA東北建築学生賞で奨励賞を受賞!

 社団法人日本建築家協会(JIA)東北支部が主催する「第14回JIA東北建築学生賞」が、10月15日(金)に仙台市青葉区の「せんだいメディアテーク」で開催されました。建築のプロの皆さんによる公開審査の結果、建築学科3年の佐久間皓惟さんが奨励賞(東北専門新聞連盟賞)を受賞しました。
 今回のコンクールには、東北地方の大学や高専、専門学校から37作品が参加。本学部からも3作品がエントリーされましたが、作品はどれも力作揃いでした。投票による審査では、たびたび票が割れ、「どの作品も素晴らしい」「優劣は付けられない」といった声が聞かれていました。
 当日の様子をダイジェストでお届けするとともに、佐久間さんの受賞『CHARA-CTURE ―Trick Shot Museum―』を紹介します。

 会場となった仙台市青葉区の「せんだいメディアテーク」。参加者や審査員のほか、たくさんのギャラリーが詰めかけました。
 予選では各審査員がすべての作品をチェック。プロの目による厳しいジャッジが続きました。

 

 本学部からは建築学科の4年生2人も参加し、ともに高い評価を受けました。

 佐久間さんのプレゼンテーション。建築に対する熱い思いが伝わってくるようでした。

 審査員の皆さんによる公開審査の様子。最終的には37作品の中から最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、奨励賞(東北専門新聞連盟賞2点+河北賞1点+みやぎ建設総合センター賞1点)、特別賞(3点)の10作品が選ばれました。

 接戦の末、奨励賞(東北専門新聞連盟賞)を受賞した佐久間さん。感想を聞いてみると「まさか自分の作品が選ばれるとは夢にも思いませんでした。これも先生や友だち、先輩方がサポートしてくれたお陰なので、とにかく今は感謝の気持ちでいっぱいです。今日も何人か友だちが応援にきてくれたので、とても心強かったです。建築の魅力は、一つの空間を自分の思い通りに表現できること。できれば来年度も参加したいですね」という声が返ってきました。

最後は受賞者全員で記念撮影。

 

 

■奨励賞(東北専門新聞連盟賞)を受賞した佐久間さんの作品
『CHARA-CTURE ―Trick Shot Museum―』

 工学部のキャンパスがある郡山市と隣接する須賀川市の中心部は、いわゆる市街地の空洞化が進んでいます。虫食いといっても良いほど、空き地が目立つ須賀川市の中心部に「ミュージアムを建てよう」というテーマに基づき、実際に現地を視察。ミュージアムとしての広がりや気軽に立ち寄れる公園的要素、より多くの集客につなげるイベント性など、さまざまな観点から設計のコンセプトを打ち立てていきました。
 その結果、建物の性格を決定づけるうえで強い個性を放つ“階段”を活かすことで、建物や街の見え方に変化を持たせることができました。まさに建物全体に「特撮=Trick Shot」としての演出効果を加味できたことは、この作品の最大の特徴でもあります。そしてそれは特撮ヒーローの生みの親として知られる須賀川市出身の名プロデューサーの功績とも見事に重なり合います。地元が生んだ特撮ヒーローの生みの親を題材にすることは、佐久間さん自身の夢でもありました。
この作品のタイトルになっている「CHARA-CTURE」は、CHARACTERとARCHITECTUREを組み合わせた造語で、CHARACTER的な要素の強い階段を活かしながら、ARCHITECTUREと結びつけていることを意味します。

⇒詳しくご覧になりたい方は、佐久間さんの作品.pdfをクリックしてください。