若手研究者にとって名誉ある特別研究員に内定
DC1での採用は本学部初の快挙

 この度、工学研究科生命応用化学専攻博士前期課程2年の吉田尚恵さんが、平成29年度日本学術振興会特別研究員(DC1)に採用されることが内定しました。独立行政法人日本学術振興会では、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者を育成することを目的に、優れた研究能力を有し、大学等で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、研究奨励金および研究費を支給しています。
 採用された吉田さんの研究課題は、「計算化学を用いたRNAアプタマーデザイン評価手法の確立」。RNAアプタマーは、抗体に代わる次世代医薬品として期待されている分子で、これまで治療が困難とされていた疾患に対する治療薬の開発につながる研究であることから、学会でも高い評価を受けています。
 特別研究員は、毎年、申請者の2割程度しか採用されない狭き門と言われています。また、これまで本学部ではDC2での採用はありましたが、採用年の4月1日現在、博士後期課程1年次相当に在学するDC1での採用は、初の快挙です。

 

特別研究員の名に恥じない研究者を目指して

生命応用化学専攻博士前期課程2年 吉田尚恵さん

 特別研究員に選ばれたということは、自分が進めている研究が評価されたことだと考えています。今後の研究活動を進めていくうえで、大きな価値があることだと思っています。この結果は、学部4年から研究のご指導をいただいているバイオインフォマティクス研究室の山岸賢司先生をはじめ、これまで様々な面でご指導いただいた学科の先生方のおかげだと深く感謝しております。これからは、自ら考え、自ら追究し、その成果を論文や学会・国際会議で発表しながら、その任にふさわしい研究者になれるよう、より一層研究に尽力していく所存です。今後、日本大学工学部の大学院に進学する女子学生が益々増えていくことを願っています。