FE試験合格は国際的エンジニアへの第一歩

 この度、建築学科4年の田井崚平さんが、海外で活躍する技術者にとって必要不可欠な職能資格であるPE(プロフェッショナル エンジニア)の一次試験にあたるFE(ファンダメンタルズ オブ エンジニアリング)試験に見事合格しました。この資格は在学中に取得できることから、工学部では試験内容に対応したグローバルエンジニア関連科目を設置しており、毎年合格者を輩出しています。田井さんに合格までの道のりについて語っていただきました。

工学の基礎知識が身についたという証明になる

2016FE合格image001田井 平さん(建築学科4年)

 この資格に挑戦しようと思ったのは、3年の後期にFE試験を目指していたコンピュテーション応用力学研究室の先輩から話を聞いたことがきっかけでした。それまで何か資格を取ろうと思ったことはなかったのですが、FEの試験勉強を通して工学の基礎学力が身につけられると知り、自分も卒業するまでに身につけたいと思ったのです。

本格的に勉強を始めたのは4年生になってから。グローバルエンジニア関連科目を履修するとともに、土曜日に開講しているFE試験対策講座を受講しました。しかし、初めは英語もわからず、なかなか理解できない状況でした。それでも授業や講座で使うテキストをひたすら反復して覚え込んでいくうちに英語にも慣れ、だんだんと理解できるようになりました。わからないことがあった時、研究室のブンタラ先生や合格した先輩に教えていただけたのは、自分にとって大きなメリットでしたし、とても感謝しています。外部講師による夏期集中講座も大変役立ちました。例題を通して解き方をわかりやすく説明いただいたことで、解き方のコツを習得。すると問題がスラスラと解けるようになり、スピードアップにつながったのです。それでも本番は不安でした。時間との勝負でもあるので、まずは解けそうな問題に時間を割き、残った時間でその他の問題を解くようにしました。正解率6割が合格の鍵と言われていましたが、完璧にできたのは4割程度。解答できた残り3割の出来次第という微妙なラインだったので、正直自信はありませんで2016FE合格image002した。約1週間後にメールで結果の知らせが届き、合否確認サイトで“PASS(合格)”の文字を見た時はとても嬉しかったです。工学の基礎知識が身についたという証明にもなり、頑張って良かったと思いました。電気や熱、流体といった建築の専門ではないことも学び、工学の世界を新たな視点で見られたのも収穫でした。就職先も海外事業を展開する会社なので、活かせればと考えています。
 工学部はFE試験対策講座が充実しているので、皆さんもぜひ挑戦してみてください。

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