2020東京五輪・パラリンピック熱中症対策プロジェクト

Tokyo 2020 Olympic and Paralympics’ Heatstroke Control Project

『パネル組立型熱中症対策救護所』の開発に取り組む

概要

「暑さの危険との闘い」とも言われる2020年東京五輪。また、夏の東京は高温多湿、ゲリラ豪雨、雷雨、そして台風等の「異常気象現象」も起こりうる可能性があり、屋内外を問わず、選手、観客、スタッフ等の熱中症対策が大きな課題となっています。熱中症対策だけでなく、感染症などにも対応できるように、外界から遮断され、温湿度と静粛性が維持できる仮設救護施設が必要です。このような機能を持つ建屋を大量に備えるためには、搬入や搬出、組立解体が容易で、低コスト、リサイクルが可能、さらに環境にもやさしい製品が求められます。本プロジェクトでは、東京五輪仮設救護所施設採択を目指し、企業や他大学等と連携して、『パネル組立型熱中症対策救護所』の開発に取り組んでいます。

研究内容

その1:パネル組立型熱中症対策救護所の屋内外設置に適応する新規要素技術の提案、構造評価、および試験、ならびに検証を行う。特に屋外の場合には平坦でない場所への設置、風雨に耐え得る組立工法、および気密性を確保したパネル製作工法等について検討する。

その2:例えば、DMAT(災害派遣医療チーム)の緊急治療室、高致死率の感染症隔離や治療室、および避難所等の用途に適応する、軽量かつ組立が迅速容易な要素技術の提案、構造評価、および検証も行う。

第1期(2017):既存仕様構造の改良試作、耐久性能試験、市場調査
・連携推進体制および個々の課題解決を進める
・神田産業(株)主体の国内外の展示会出展
・他大学、参画企業との共同研究

第2期(2018):試作品の仕様構造改善、評価試験、製品市場評価
・第1期に続き
・神田産業(株)主体の国内外展示会出展によるPR
・緊急治療室(ER)の検討

第3期(2019):新試作品の完成、製品化、販路開拓
・第2期に続き、採択のPR
・神田産業(株)主体の国内外展示会出展によるPR

第4期(2020):製品量産、販売、設置、撤去
・第3期に続き
・神田産業(株)主体の国内外展示会出展によるPR

第5期(2021):他の用途拡大仕様変更および試作
・第4期に続き
・緊急治療室(ER)、避難所等の検討
・神田産業(株)主体の国内外展示会出展によるPR
・販路拡大と開拓

 

ハニカム構造の軽量高剛性パネル
屋外設置床面パネル仕様気密性試験
エッジガードB壁パネルジョイント部の放水・水密性能試験

プロジェクトメンバー

長尾 光雄

プロジェクトリーダー/研究責任者

機械工学科/教授
長尾 光雄

【研究分野】バイオメカニクス、ノイズコントロール 他

プロフィール詳細

ガン・ブンタラ

研究分担者

建築学科/教授
ガン・ブンタラ

【研究分野】構造工学・地震工学・維持管理工学、建築構造・材料、工学基礎、地盤工学

プロフィール詳細

長尾 光雄

研究分担者

神田産業株式会社/代表取締役
神田 雅彦

【会社概要】環境負荷低減ハニリアルボード商品開発、地域社会に貢献する商品のご提供

企業情報