平成24年1月19日~3月20日に,日本大学工学部および東北高等学校の陸上競技場グラウンド、野球場、サッカー場、テニスコートの表土改善工事を実施しています。工事期間中は、併せて高圧洗浄を利用した除染作業も行い放射線量の軽減を図ります。
文部科学省は、空間線量低減策として表土を「地下に置く方法」と「上下置換法」の2方法を示していますが、本学部では、今後、学外に汚染土を移動させることを考慮し、本学敷地内の各グラウンド脇に「地下に置く方法」により工事を実施いたします。仮置きで埋設し、国の中間貯蔵施設が決定次第、外部へ搬送します。それまでの安全確保を図ります。
工事期間中は、土砂等が飛散しないよう以下の対策も講じています。
① 表土除去時、散水による飛散防止措置
② トレンチ埋設時、風向・風速を考慮した散水等飛散防止措置
③ 強風時の作業中止による飛散防止措置
2月13日除染後、グランドの放射線量の数値が大幅に減少しました。
詳しくは、放射線測定結果をご覧ください。放射線測定結果はこちら