ロハス工学を活かしたインターンシップで自然と共生する地域づくりに貢献する
令和7年4月30日(水)工学部本館において、「課題解決型インターンシップin天草Vol.2報告会」が行われました。
日本大学工学部は令和5年度より(一社)「天草1000年の人と土の営み」と連携し、熊本県天草市で工学部生限定の1週間に渡るインターンシッププログラムを実施しています。ロハス工学を実践する地域づくりを体感する、唯一無二のインターンシップです。
昨年に引き続き2年目となる今回のミッションは「『イルカ・ロハスの森公園(仮)』にホタルビオトープをつくる!」。2月18日(火)から26日(水)までの期間、このインターンシップに参加した5名の学生は【階段作り班】【ビオトープ班】に分かれ、地域の方々と共に課題解決に向けて活動しました。
報告会には根本修克工学部長をはじめ、江黒俊弘事務局長、佐藤裕之事務局次長、添田喜彦事務長、阿部昭彦経理長が出席し、天草に同行した石橋奈都実研究員がインターンの趣旨等について説明を行ったのち、スライドを使って班ごとに現地での活動内容について説明しました。




活動の中で、工学の技術を地域づくりに活かすためには地域住民の声と協力がいかに大切であるかを学び、人の繋がりがもたらす力の大きさを知った学生たち。
今後も住民の皆さんが継続して場所を守れるような仕組みを考えていきたいと述べ、このインターンシップをさらに持続発展させていこうという意気込みが感じられました。
ロハス工学センター長岩城一郎教授から「インターンシップを通して現地に行って体感することは、机上で、また実地場所から離れたキャンパスで学修することとは異なる知見が得られる素晴らしい機会です。短期間での彼らの成長は著しいものだったと感じております。今後の大学生活あるいは生きる上で大切なものを学んできたことでしょう。これからもこのような機会を継続して提供していきたいと考えております。引き続き、ロハスのインターンシップの在り方、健全で持続可能な形を追究して参ります」と総括の言葉がありました。
また根本学部長は「彼らが、今後社会に出てからも通用するような経験ができたことはたいへん喜ばしいことです。このインターンシップこそが、就職先のみに固執しない、真の意味でのインターンシップではないでしょうか。こういった連携を確立させ、また継続していきたいと考えております」と述べました。

日本大学工学部は今後とも地域の課題解決に貢献する取り組みを進めるとともに、学生たちの貴重な学びの場を提供することに継続的に取り組んでまいります。

インターンシップの詳細は下記よりご確認ください。Vol.2の活動報告も掲載しています。