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今年3月に建築学科を卒業した関 日奈乃さんの卒業論文が日本建築学会優秀卒業論文賞を受賞しました

工学部初、優秀論文賞受賞の快挙

この度、一般社団法人日本建築学会『2022年(第33回) 日本建築学会 優秀卒業論文賞・優秀修士論文賞授賞者』が発表され、今年3月に建築学科を卒業した関 日奈乃さん(建築歴史意匠研究室/指導教員:速水清孝教授)の卒業論文『雑居地・新潟島の明治期の都市形成に関する研究 -外国人の住まいに注目して-』が優秀卒業論文賞に輝きました。これまで、優秀修士論文賞の受賞は2回ありましたが、優秀卒業論文賞は初めてのことで、本学部にとっても大変名誉なことです。

本論文は、明治期の各年代を代表する地図資料13 枚とそれぞれの時期の写真資料を丁寧に付き合わせることにより、日米修好通商条約によって開港された5 港の一つである新潟における外国人の住まいの立地と都市開発の進行過程の関係を考察したものです。これまで見えていなかった外国人の居住がもたらした影響等の実態の一端を明らかにしたものとして高く評価されました。

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