電気電子工学科

令和3年度日本大学理工系4学部電気・電子系学科教員連絡協議会が行われました

日本大学の理工系学部・学科である理工学部電気工学科,理工学部電子工学科,生産工学部電気電子工学科,短期大学部ものづくり・サイエンス総合学科,そして工学部電気電子工学科の教員が一同に会して意見交換・情報共有を行う令和3年度日本大学理工系4学部電気・電子系学科教員連絡協議会が,令和3年8月23日(月),工学部電気電子工学科を幹事教室として,Zoomを用いたWEBミーティングで開催されました。

先ず,総会・全体集会に先立ち,根本修克工学部長から,「コロナ禍の拡大に伴い教育・研究を実施している先生方の苦労は大変なものです。オンライン実施で教員のITの向上となる電気・電子系学科の役割は重要な根幹となる位置づけになります。今後の大学現場をリードすることになれば幸いです。オンライン開催にあたり,参集された先生方へお礼を申し上げますとともに,電気・電子系学科の発展を祈っています。本日はどうぞよろしくお願いします。」というご挨拶がなされました。
また,幹事教室の石川博康主任から,「お忙しい中,ご参集いただき有難うございました。昨年,コロナ禍のために工学部での開催が見送られ,1年後は対面で開催できるものと思っていましたが,第5波が拡大状況であるため,各学部主任(理工学部電気工学科・塩野教授,理工学部電子工学科・三枝教授,生産工学部電気電子工学科・新妻教授,短期大学ものづくり・サイエンス総合学科・小林教授)と相談させて頂き,オンラインでの開催が決定しました。授業におけるコロナ禍対策の取り組み状況をテーマとして,パネラーの先生方は準備が大変であったと思いますが,各学部・学科での経験や取り組んだ工夫について情報共有できれば有難く存じます。」という内容で主旨と意義が述べられました。
全体集会では各学部主任から出席者が紹介され,合計66名の顔と声が確認されました。

次に,休憩をはさんで,2つの研究集会「実験・実習科目におけるコロナ禍対策について(研究集会①)」と「講義科目におけるコロナ禍対策について(研究集会②)」というテーマでZoomのブレークアウトルームに移動しました。前者のコーディネーターは池田教授で4学部の講演者(星野准教授,芦澤准教授,黒岩教授,遠藤教授)から,後者のコーディネーターは嶌田教授で4学部講演者(門馬准教授,塚本教授,伊藤教授,村山准教授)から,設定した各15分の持ち時間を超える盛りだくさんの発表が行われました。全体質問は30分でしたが,更に15分延長しても終了できないほど,熱い思いで議論がなされました。

さらに,休憩をはさんだ後の全体集会では,研究集会①と②の各コーディネーターからまとめの報告が行われた後,多様な学生が増えている中,コロナ禍で得られた先生方の遠隔授業での知見を学生指導に利用すれば,次年度以降のアフターコロナの世界でも役立つことになるでしょうという結論でまとまりました。また,石川主任より,有意義な情報共有の場となったことに感謝の意が表されました。
次期幹事学科の選出は理工学部電子工学科に決まり,三枝主任よりから,「集会でいろいろ急な変更が生じて,皆様の工夫が参考になりました。顔合わせができて刺激になりました。来年は対面でできるかオンラインかは不明ですが,開催しますのでご参集のほどよろしくお願いします。」というご挨拶がありました。
最後に,司会の四方教授から閉会宣言が行われ,Zoomがクローズされました。

Zoomでの開催にあたり,講演者やコーディネーターはもちろん,ネットワーク環境の準備,司会,他学部との諸連絡などがあり,学科全教員が一致協力して開催することにより連絡協議会を成功裏に終えることができました。次年度はコロナ禍が収束し,対面で開催できることを祈念しています。