建築学科

第19回JIA東北建築学生賞で奨励賞および特別賞を受賞

10月23日(金)に宮城県のせんだいメディアテークにて、第19回JIA東北建築学生賞(公益社団法人 日本建築家協会東北支部主催)の公開審査が行われ、建築学科3年の神子小百合さんが奨励賞(みやぎ建設総合センタ―賞)、同4年の大友勝多さんが特別賞を受賞しました。公開審査に臨んだのは40作品で、そのうち審査員の講評による第一次審査で13作品が選ばれました。第ニ次審査のプレゼンテーションで、応募者がそれぞれの作品のコンセプトや考えを発表後、受賞作品が発表されました。応募作品の提出に至るまで関わられた、科目担当や研究室・ゼミナール指導の先生方にもコメントを頂きました。

■奨励賞(みやぎ総合建設センター賞)

作品名:「建築のチカラ―カンショウを手がかりに―」

2015東北建築学生賞image002建築学科3年(ゼミナール:建築計画)
神子 小百合さん

この作品は、郡山の公会堂の廻りに、建築ミュージアムを計画したものです。広く長く建築空間が展開しています。微妙にヴォリュームが変化し、平面形が繊細に雁行しています。大きな屋根は乳白の素材イメージで制御し、公会堂を包み込んでいます。建物から見える公会堂のイメージは、人の動きと共に豊かに変化していく、新しい「街」のモデルです。(科目担当教員 速水清孝・渡部和生)

■特別賞

作品名:「F-SQUAREの可能性―積極的受動の空間創造―」

2015東北建築学生賞image004建築学科3年(研究室:建築計画)大友 勝多さん

多くの形のスタディーの結果、最終的には周辺街区に違和感なく溶け込ませるために四角形で構成されています。しかし、周囲の街には見当たらない自由な「人の居場所」を埋没させたことで、街全体に作法が広まり住みやすい都市空間になることが期待できます。ただ、周囲に同化しすぎて肯定的に見えないように注意深くデザインしなければならなりません。(科目担当教員 阿部直人)

 

2015東北建築学生賞image006今回めでたく受賞した神子小百合・大友勝多両君と、残念ながら受賞には至らなかったけれど、2次審査のプレゼンまで進み会場の人気投票で2位という、違った側面で評価を得た我妻佑磨君の3名とも、研究室の所属の関係もあり、内容やプレゼンの相談をしながら、粘り強く制作・準備に取り組む姿を見ていました。このコンクールは、課題と作品がセットなので、課題の枠組みの中でコンクール用に表現する手法等をプランニングからプレゼン手法まで色々とアドバイスしていました。

学外での評価は、学内のそれとは全く異なる部分もあることを理解しながら、各々に個性を活かして、地に足のついた「らしい」作品に仕上げた経験は、今後別の場面でも活きて来ると思います。

結果は、時の運もあるので、慢心せず落胆せず。現在まで建築について幅広くご教授頂いた学科の全ての先生や周囲への感謝を忘れずに、今後も益々の活躍を期待しています。(研究室・ゼミナール指導教員 浦部智義)