平成28年9月6~8日に徳島大学で開催された公益社団法人化学工学会第48回秋季大会の基礎物性部会セッションにおいて、日本大学大学院工学研究科生命応用化学専攻博士後期課程1年の渡邊正輝さん(写真前列右)が優秀学生講演賞を受賞しました。渡邊さんは、一昨年、昨年も同セッションで受賞しており、3年連続の受賞は前例のない快挙です。
渡邊さんの講演題目は、「プロトン性アミド型イオン液体のCO2吸収特性」で、(国研)産業技術総合研究所(産総研)の金久保光央研究グループ長(日本大学客員教授)らとの共同研究です。本研究では、他のイオン液体に比べ、単位体積あたりのCO2溶解度に優れるプロトン性アミド型イオン液体に注目し、カチオンのアシル鎖長の変化が二酸化炭素吸収特性に及ぼす影響を明らかにしました。
なお、本研究の成果は、科学研究費助成事業・基盤研究(B)及び産総研イノベーションスクールによるものです。
★渡邊さんへのインタビュー記事はこちら
★化学工学会第48回秋季大会はこちら
★環境化学工学研究室はこちら
★科学研究費助成事業の詳細はこちら
★産総研イノベーションスクールの詳細はこちら