クローズアップ工学部

ロハスの家跡地再生へ向けてのワークショップがスタートしました

学生たちの斬新なアイデアを活かしながら,
新たなロハス工学の拠点づくりを目指して

2019年10月に台風19号(令和元年東日本台風)で被災したロハスの家跡地を再生するためのワークショップが,2月24日(水),キャンパス内にある郡山地域テクノポリスものづくりインキュベーションセンター会議室にて開催されました。本ワークショップは,学生と教職員が一体となって共同作業をしながらアイデアを出し合い,実現に向けて課題をクリアにしていくもので,2020年7月に設立された「ロハス工学センター」の運営委員会教職員メンバー12名と本委員会から推薦された大学院生及び学部生8名で構成されています。ワークショップ開催にあたり,まず,ロハス工学センター長である土木工学科の岩城一郎教授(写真左)がプロジェクトの意義や方向性の説明を交えたご挨拶をし,参加する学生の皆さんに期待の言葉を送りました。続いて進行役の建築学科の浦部智義教授(写真右)から,これからの議論や作業のベースとなるプロジェクトの計画・デザイン案とワークショップの意味や流れについての説明がありました。

今回は,学生の皆さんにより,積極的なプレゼンテーションが行われ,多くのアイデアが披露されました。また,女性職員が日本大学東北高校の女子生徒から聞き取った要望も含め,女性ならではの発表も行われました。

参加した学生は,「先輩方のいろいろな意見が聞けて,大変勉強になった」「自分はこれまで行ってきた研究をベースに提案したが,他学科からもいろいろな目線でのアイデアがあり,面白いものができそうだ」「提案が実現するかどうかはまだわからないが,この先とても楽しみ」などと話しており,益々意欲も高まっているようでした。また、最後にコメントを頂いた運営委員会教職員からも、発表者に刺激されて、熱のこもった前向きな発言が数多くありました。

次回はこの発表内容をもとにグループワークを開催する予定です。今後,本ワークショップは,建築の実施設計で協力をして頂く「株式会社はりゅうウッドスタジオ」の方々にもファシリテーターとしてご参画いただきながら,参加者のアイデアを活かして,新たなロハス工学の拠点づくりを目指してまいります。