昨年開催され大好評だった『夢発見サイエンスツアー』が、今年も3月30日(水)に工学部キャンパスにて開催されました。このイベントは春休みを利用して、郡山市とその近隣に住む小学5年生から中学2年生までの子どもたちとその保護者を対象に、将来の夢や可能性を拡げてもらうことを目的に企画されたものです。約160名の参加があり、実験やものづくりなどさまざまな体験を通して、科学の魅力に触れていただきました。
■3つのゾーンで科学の世界を体験
開講式では、藤原雅美工学部次長(左の写真)が「最先端の工学に触れて有意義な一日になることを願っています」とご挨拶。品川萬里郡山市長(右の写真)も駆けつけ、「科学の面白さをたくさん発見できるよう期待します」と激励。これから始まる未知の体験に、子どもたちもワクワク感を募らせていました。
今回は、『サイエンス&テクノロジーゾーン』『まちづくりゾーン』『見学ゾーン』の3つの体験ゾーンを用意。教員や学生たちが先生役となって説明や手ほどきを行い、子どもたちとの交流を深めながら、一緒に楽しいひとときを過ごしました。
★サイエンス&テクノロジーゾーン★
簡単に3Dプリントできるのはなぜ? 立ったまま乗る次世代の乗り物を体験しよう!

3Dプリンタの仕組みと運転プログラムを間近で観察。その動きにみんな釘づけ!

次世代小型セグウェイで初走行。お兄さんのサポートもあって上手く乗れました!
ドローンを動かして、空から郡山を見てみよう! DNAストラップを作ろう!

空飛ぶドローンから、どんな風景が見えるのか観察してみよう!

DNAってどんな形をしているの?ビーズ細工で模型を組み立ててみよう!
偏光万華鏡を作ろう!

紙コップを使って作成した万華鏡。どんな光の世界が見られるのかな?
★まちづくりゾーン★
水道水を作る技術を体験しよう! 家や道路を支えるコンクリートを作ってみよう!

濁った水がみるみるキレイな水に生まれ変わった!ペットボトル浄水器に感動!!

固くて強いコンクリートで、いろいろな形のコンクリートキャラクター作りに挑戦!
みんなで作ろう!模型でまちづくり

それぞれ色や形が違う家のパーツを組み合わせて、オリジナルのまち並みを作ろう!
★見学ゾーン★
将来の家はこうなる!ロハスの家&ロハスの花壇

エネルギーを自給自足し自然と共生するロハスの家1号・2号・3号に住んでみたい!

使った水をキレイにする花壇。ウチの庭にもこんな花壇があったらいいな。
最先端技術が生まれる場所、臨床工学実習室&環境保全・共生共同研究センター

目指せドクターX!手術室の機械を使って遠隔操作で手術にチャレンジ!

津波の発生装置で
そのメカニズムに迫る!

東日本大震災や新潟地震の震度や揺れ方の違いを体感!
さまざまな体験を通して“楽しかった”というたくさんの声が聞かれました。
★楽しかった!図工は苦手だったけど好きになった。
★お兄さん、お姉さんのアドバイスのおかげで模型が作れた。
★コンクリート作りが面白かった!
★万華鏡作りが楽しかった。理科の勉強も好きになった!
★セグウェイに乗れて面白かった!
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。