エントリーシートと面接を重視して対策しよう

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瀬崎 照美さん
(2021年機械工学科卒業)

静岡県 浜松学芸高等学校出身

日立造船株式会社に就職
2021年4月入社

内定した(就職した)企業を選んだ理由を教えてください

環境問題に関心があり、その問題解決に貢献できる技術力の高い企業で働くことを希望していました。私が就職活動の軸にしていたのは「再生可能エネルギー」「多事業」「グローバル企業」の3本です。環境問題解決には再生可能エネルギーの活用が不可欠であると思っているのですが、就職先の企業は直接的に再生可能エネルギーを提供(CO2の削減)する施設を主力製品とする事業をはじめ多くの事業を展開していました。それだけこの企業には技術力があり、多くのものと触れ合える可能性を持っていると考えたのです。また、世界規模で取り組むべき環境問題の解決に向け、グローバルに働くことができる企業でもありました。私の3本の軸とマッチする企業に出会うことができたのです。

日立造船株式会社(採用情報サイト)

就職活動の成功の決め手や日本大学工学部の強みは何だと思いますか。

エントリーシートを何度も読み直し、書き直し、推敲を重ねたことが決め手だと思います。特に志望動機は何度も書いていくうちに、自分がなぜその会社で働きたいと思っているのか、その会社で何がしたいのかがわかりました。また、工学部に限定した話ではないですが、日本大学全体で学生主体のプロジェクトを支援してくれる企画があり、それを利用した話は面接時の話が広がり印象が良かったと思います。一見、就職活動に関係なさそうですが、このような企画があるのは本学の強みだと思います。

工学部の就職支援で活用したものは何ですか?

就職指導課で面接練習をしていただいたことです。面接官役の職員の方が真剣に取り組んでくださり、本番さながらの緊張感がありました。練習後のアドバイスも的確で、面接練習ではうまく答えられなかった質問が本番の面接で出た時は、心の中で「よっしゃ!!」っとガッツポーズをしました。就職指導課で貸し出されているSPIや就職活動関連の参考書もお勧めです。

入社後の目標や将来の夢は何ですか?

グローバル企業で働く以上、日本だけでなく世界の人々の生活水準を底上げできるような仕事に携わりたいと思っています。環境問題を解決するために今の生活を犠牲にするのではなく、環境に配慮しながらもより快適な生活が持続できるような社会にするために頑張っていきたいです。

日本大学工学部の機械工学科を選んだ理由を教えてください。

工学部には「ロハス工学」という持続可能な社会を目指すために機械工学は何ができるかを学ぶ他の大学にはない授業があります。私は、環境問題に関心があり、かつ機械に関連する学問が学びたいと思っていたので、日本大学工学部機械工学科を選びました。

工学部でどんなことを学びましたか?

私は、3年生の時に生体系の研究室の配属となりました。この研究室で過ごした2年間で、専攻している機械工学のより深い知識に加え、生体の知識も学ぶことができ、幅広い視野を得ることができました。数多くの課題レポートや実習実験、そして卒業研究を通して自ら課題を定め解決していくスキルを身につけることができたと思っています。また、工学部で過ごした4年間で多くの気の合う友人達、頼りになる先輩方、知識豊富な先生方に出会えたことが一番の財産です。

工学部での一番の思い出は何ですか?

工学部のある郡山市と他地域との地域交流プロジェクトを立ち上げたことです。様々なイベントなどに参加して地域の方々と交流できました。苦労したことも多かったですが、友人たちと共に目標に向かって協力し合った日々はかけがえのないものとなりました。その延長で友人とラジオ番組のパーソナリティを1年間務めました。たわいもない内容の会話ばかりでしたが、とても大事な思い出のひとつです。