工学部の『ロハスの工学』を通して
アジアの学生と科学技術の交流を深める

 国立研究開発法人科学技術振興機構では、未来を担うアジア地域と日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指すとともに、アジア地域の青少年の日本の最先端の科学技術への関心を高め、日本の大学・研究機関や企業が必要とする海外からの優秀な人材の育成を目的に、アジア地域の青少年を日本に招致する『さくらサイエンスプラン』を展開しています。
 建築学科は、平成28年度『さくらサイエンスプラン』事業に採択されており、平成29年2月20日~2月26日にさくらサイエンスプランの支援を受け、インドネシアのバクリー大学土木工学科大学生9名と引率教員2名の計11名を受け入れました。今回の交流プログラムでは、『グリーン・テクノロジーを学ぶ』をテーマとし、工学部が推進するロハスの工学の様々な研究について学んでいただきました。
 期間中には、機械工学科の伊藤耕祐准教授による地中熱利用を可能にする住宅基礎の免震基礎への応用についての研究、土木工学科の仙頭紀明准教授による地震防災のメカニズムを解明する研究、土木工学科の中野和典教授による自然の浄化機能を生かした水再生装置の開発的研究、建築学科のガン・ブンタラ教授による遺伝的アルゴリズムを用いたテンセグリティー構造の形態創生を学んでいただきました。さらに、ロハスの家、ロハスの花壇の見学や環境保全・共生共同研究センターにて最大積載荷重7トンの最新の振動台で、実際の地震による揺れを体験するなど、工学部の最先端の研究に触れていただきました。

 そのほか、産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所、東京ガス(株)「がすてなーに」の科学館、日本科学未来館への訪問もあり、バクリー大学の学生たちは日本の最先端の科学技術の見学を通して、エネルギー分野における高い技術力や未来のロボット技術の研究開発への興味を高めていました。
 日本の滞在期間中には、本大学への進学を希望し、大学院の情報を収集する学生が数名いました。今後、より一層の本大学の国際交流体制の整備が求められていることを実感しました。

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