情報工学科 中村和樹准教授の受託研究(委託元:JOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構))において、平成28年3月3日、世界で初めて開発された高機能型EM-BIRDが、北海道サロマ湖及びオホーツク海沿岸において初飛行に成功しました。
 高機能型EM-BIRDは、JOGMECの技術ソリューション事業「氷海開発を支援するための高精度氷況観測技術の開発」の一環として開発されたものです。JOGMECの受託研究は本学をはじめ、北見工業大学、国立研究開発法人海上技術安全研究所、北日本港湾コンサルタント株式会社、東京大学が協力して開発しました。
 北極域で石油天然ガスを探鉱・開発するためには、氷況情報が必要不可欠です。そのため、ヘリコプターから吊り下げて海氷上を飛行して海氷の厚さ、積雪の深さ及び表面の形状を高精度に観測できるよう、高機能型EM-BIRDを世界で初めて開発しました。
 今回の飛行には、本学と北見工業大学、海上技術安全研究所、北日本港湾コンサルタント株式会社、朝日航洋株式会社が参加しました。観測では、高機能型EM-BIRDの精度を検証するための必要なデータを取得することができました。
 なお、同時期に科学研究費補助金(課題番号26340013)による氷上観測を実施致しました。また、サロマ湖での本飛行実施にあたり、北見市常呂総合支所、株式会社西村組、サロマ湖養殖漁業協同組合、常呂漁業協同組合、佐呂間漁業協同組合、湧別漁業協同組合の皆さまにご協力いただきました。ありがとうございました。
 
高機能型EMBIRD