医療機器・多機能超音波凝固切開装置の開発に向けた圧電超音波振動測定・制御システム

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 主催する日本ナショナルインスツルメンツ株式会社は、エンジニアと科学者の生産性を高め、技術革新と発見を加速させるツールを世界中のエンジニアに提供するナショナルインスツルメンツの日本法人。そのナショナルインスルツメンツが提唱する、ものづくりの新たな手法「グラフィカルシステム」を最大限に活用し、課題解決、開発時間の短縮、コスト削減、品質向上などにつなげた革新的なアプリケーション開発に贈られる最高の賞を受賞したのです。
 村山准教授が開発したのは、「医療機器・多機能超音波凝固切開装置の開発に向けた圧電超音波振動測定・制御システム」。全く新しい細径・高機能型の超音波凝固切開装置の開発のために、「グラフィカルシステム」を使って下記の課題を解決しました。

研究開発色の濃い、柔軟な測定・制御システムを構築

弱電圧から実駆動電圧(~200 Vpp)までの幅広いダイナミックレンジで全ての測定・制御

①及び②の条件を満たしながら、医療機器の開発に最も重要となるPMDA(医薬品医療機器総合機構)の薬事承認申請に向けた、規格に基づく(品質、安全性の確保)データの収集

 これにより、患者の痛みの軽減する低侵襲で高度な医療技術・機器に役立つ新しいシステムの開発に成功しました。
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 最優秀作品は2013年8月に米国テキサス州オースティンにて開催される、NI本社最大のテクニカルコンファレンス・イベント(NIWeek2013)に無料招待されるとともに、NI米国本社主催の“Graphical System Design Award”に日本代表作品として出品されます。また、作品はユーザ事例として、ナショナルインスルツメンツのイベントやWebサイト、ニュースレター等、各方面で紹介されるという特典もあります。

 村山准教授は「学術的な研究成果としてだけでなく、企業も認める実用的な技術として評価されたことは大きな意義があります。世界の高度な技術者・研究者との接点を広げる絶好の機会となるでしょう」と世界での発表に期待を抱くとともに、研究への意欲をさらに高めています。

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