海外で活躍する技術者にとって必要不可欠な技能資格であるPE(プロフェッショナル・エンジニア)の第1次試験にあたるFE(ファンダメンタルズ・オブ・エンジニアリング)試験に、電気電子工学科4年の荒川達也さんが見事合格しました。在学中に取得できる資格として、工学部ではこれまでも多くの合格者を輩出してきました。荒川さんの喜びの声とともに、合格までの道のりや今後の抱負などについて語っていただきました。

 

グローバルエンジニアの証を手に入れる

電気電子工学科4年 荒川 達也さん

 大学に入学した時、学歴とは関係のない、何か大きな資格を取りたいと思っていました。工学部では公務員、臨床工学技士、FE資格取得に力を入れていましたが、興味を持った資格は海外でも使えるFE。2年次の説明会で詳しい説明を受けて、自分に合っているのはこれだと思いました。グローバルエンジニア関連科目を履修するとともに、国際工学同好会に入り、PE有資格者である建築学科のガン・ブンタラ先生の講義も受けました。2・3年次には特別講座や集中講義も受講しました。FEは工学の基礎全般が学べるほか、経済工学といった電気電子工学科にはない授業もありました。試験は英語で行われるので、英語力が身につくことも大きなメリットです。勉強しているうちに、だんだん努力のベクトルが変わってきて、資格は人に勝つためのものではなく、自分のため、将来のために必要なものだと思うようになりました。
 当初は4年次の初めに受験しようと思っていましたが、就活に時間を取られ、卒業研究も忙しくなり、結局受験できたのは今年の1月でした。試験の時、いろいろな国籍の人が受けていて、やはり海外で必要とされる資格だから受けてよかったと思いました。7割程度の出来だったので少し不安もありましたが、1週間後に合格の知らせが舞い込んできました。4年間の最後に目標としてきた資格を取得できて、大きな達成感を感じています。講師の先生や資格取得のための環境に恵まれていて、大変ラッキーだったと思います。グローバルエンジニアになれる実力を示せたことは、今後の自信にもつながりました。卒業後はエネルギー関係の会社で風力発電機をつくる仕事に就きます。将来はPE資格も取得し、海外で活躍したいと考えています。
 資格を取るにはモチベーションが大事ですが、PEは技術者として大いに役立つ資格なので、その第一歩となるFE試験に是非とも挑戦してほしいと思います。