不利な状況から勝ち上がり、大健闘した柔道部

 6月23日、講道館(東京)で行われた第60回記念全日本理工科学生柔道優勝大会で、体育会柔道部が団体戦で準優勝を果たしました。本大会は、国公私立大学や短期大学の理工科系学部に所属する学生が参加する全国大会で、昨年は3位入賞の成績でした。今年は優勝を目指していた柔道部でしたが、当日、メンバーの一人が体調を崩し出られず、一人欠けた状態での戦いを強いられました。厳しい状況の中、4人はそれぞれ自分の役割をしっかり果たすことを心掛け試合に臨みました。準々決勝までは勝負所を落とさずに勝ち上がったものの、試合途中で一人が怪我を負い、さらに厳しい状況に追い込まれました。迎えた決勝の相手は、昨年2回戦で代表戦の末負けた前年の優勝校(金沢工業大学)。リベンジしたいところでしたが、ここまで力を出し尽くして戦ってきたメンバーには、強敵を跳ね返すだけの力は残っていませんでした。結果0対4で優勝を掴むことはできなかった我が柔道部。しかし、不利な状況から勝ち上がり、昨年よりも順位を上げたことは大健闘と言えます。応援に駆けつけた卒業生からも「よくやった!」と称賛の言葉が贈られました。また、初めて個人戦に出場した吉尾新さん(生命応用化学科3年)が、無段の部で3位になりました。多くの収穫があり、部員たちも来年こそは優勝という思いを強くしていました。
 主将の中澤大樹さん(機械工学科3年、写真右)、飯塚啓太さん(機械工学科3年、写真左)に準優勝の喜びと柔道の魅力について語っていただきました。

地道な練習の積み重ねが大事

 優勝できず悔しい気持ちもありますが、厳しい状況の中で準優勝できたことを素直に嬉しく思うとともに、大きな自信になりました。今年入部した2年生の頑張りも光りました。来年、私たちは4年生で最後の挑戦になります。本大会で優勝することを最大の目標に頑張りたちと思います。
 我が柔道部は「明るく楽しい柔道部」をモットーに学業との両立を考えながら、楽しく活動しています。限られた練習時間の中で、基礎を中心にやるべきことをしっかりやる、その地道な練習の積み重ねが大事だと思っています。練習中でもそれ以外でも先輩後輩の仲が良く雰囲気は和やかですが、礼法や挨拶もきちんと身につけることができるサークルです。どんなスポーツでもケガはつきものですが、柔道の場合、しっかりと受け身が取れればケガを防ぐことができます。1対1で戦う競技だからこそ人の痛みもわかり、精神的にも鍛えられるところが柔道の魅力でもあります。今回、大学から柔道を始めた吉尾君が無段の部で3位になったように、初心者でも先生や先輩たちから教えてもらえるので、やれば必ず結果を残せると思います。私たちと一緒に楽しく心身を鍛え、真の強さを身につけましょう。