総合教育は、これから工学を学ぶうえで必要な「基礎の基礎」や、
人間性豊かな視点で物ごとを考える教養、国際化や情報化に対応
できる語学力やコンピュータリテラシーを養い、心身ともに健やかな
人材を総合的に育成することが目的です。
総合教育は、広く豊かな知識を修得し、基礎力を構築し、物事を総合的に判断し得る能力を養い、進展してやまない科学・技術や
社会にしなやかに対応し、貢献することのできる人材の育成を図ります。
総合教育の教育目標は、変化の激しい社会の中にあって、自己の置かれた立場を認識し、社会の状況を判断して自分に課せら
れた課題を総合的に解決できる、心身ともに優れた社会人としての素養を形成することにあります。その方途として次の教育を行い
ます。
教養教育は優れた感性・知性、言語能
力・身体的能力、思考力等を育むという観
点において、大学教育の核心をなします。
人間性や諸能力を高めることは、総合教
育にかかるすべての教科共通の目標であ
り、その実現によって個々の専門教科学
習の総合化が図られ、よりよい効果を期
待し得ます。
数学・物理学・化学等の基礎科学の確
実な修得を図り、自然界の法則性や探求
の基礎的方法を会得させます。徹底した
基礎教育によって得られる基礎力と総合
的な見方は、そのまま工学の基礎として
役立つのはもちろんのこと、知識の増大
と細分化を続ける専門諸分野の学習に
対する拠所として意味を持ちます。
激変する地域社会・国際社会の中で生
きていくための知識と知恵の獲得を図りま
す。その一つの課題として、環境問題へ
の関心の喚起は急務です。また、限りなく
増大する情報化への対処について、基本
的な在り方を啓発する場と機会を与えま
す。
総合教育には、次のような5つの科目区分があります。
知性と感性を磨き、物ごとを総合的に判断できる能力を育むと
ともに、歴史的・社会的感覚を養い、複雑化する国際社会や
地域社会の中で生きていくための知識と知恵を兼ね備えた人
材の育成を目指します。
◇法学 ◇憲法 ◇政治学Ⅰ・Ⅱ ◇文学 ◇哲学Ⅰ・Ⅱ
◇心理学Ⅰ・Ⅱ ◇経済学Ⅰ・Ⅱ ◇歴史学 ◇日本語表現法
◇日本の文化(※)
(※)留学生履修科目
AV・MLL・CALL教室などを活用しながら、英
語を中心に、選択肢としてドイツ語、中国語を
設置し、異文化の理解に必要不可欠な国際
的な教養を身につけます。英語検定試験
(TOEIC、TOEFL、英検)を利用した単位認定
制度を実施しています。
◇英語読解Ⅰ・Ⅱ ◇英語表現法Ⅰ・Ⅱ ◇英語講読Ⅰ・Ⅱ
◇英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ ◇TOEICⅠ~Ⅳ ◇ドイツ語
基礎Ⅰ・Ⅱ ◇ドイツ語文法Ⅰ・Ⅱ ◇中級ドイツ語Ⅰ・Ⅱ ◇
上級ドイツ語Ⅰ・Ⅱ ◇中国語Ⅰ・Ⅱ ◇基礎日本語Ⅰ・Ⅱ(
※) ◇日本語講読Ⅰ・Ⅱ(※))
身体を動かすことの楽しさや喜びを体験する
とともに、生涯にわたって健やかに生活して
いくための方法を学びます。授業は実技と理
論があり、実技では種目選択制を採用。ゴル
フやアーチェリーなど多彩な種目の中から選
ぶことができます。
◇体育・スポーツⅠ・Ⅱ ◇健康・スポーツ概論
さまざまな履修歴のある学生に対して、自然科学科目の確実
な修得が図れるよう、数学、物理学、化学の基礎学力向上と
科学的思考力の育成を目指して授業を展開します。
◇基礎の数学 ◇基礎の物理学 ◇基礎の化学
数学や物理学、化学系の自然科学科目は、工学に携わる技
術者には欠かせない土台となります。これらの科目を通して、
科学的な基礎力や分析力、思考力、構想力、洞察力、さらに
は探究心をしっかり身につけることを目指します。
◇微分Ⅰ・Ⅱ ◇積分 ◇行列・行列式 ◇力と運動の物理
学Ⅰ・Ⅱ ◇電気と磁気の物理学 ◇熱とエントロピーの物理
学 ◇物理学実験 ◇化学Ⅰ・Ⅱ ◇化学実験
大学生活への移行がスムーズに行われるように、総合教育の担当教員による「助
言教員制度」を設けています。担当教員に学生生活全般の悩みを気軽に相談した
り、教員との語らいを通じて考える姿勢や方法を身につけます。
一日も早く大学生活に慣れるように、新入生を対象としたオリエンテーションの一環
として学外研修を入学後すぐに実施しています。高校までの教育と大学での教育
はどう違うのか、また、大学生としての心構えや授業の履修方法などについて説明
を受けながら、教員や新しい仲間との親睦を深めます。
工学部での学びをさらに充実したものにするために、リメディアル教育やフレッシュマンセミナーを実施しています。
工学を学ぶうえでは基礎学力を充実させることが必要です。
前学期は数学、英語、物理学、化学の基礎的な学力を身に
つけるために、1年次生を対象としたリメディアル教育に
力を入れています。また、後学期には、個別学習に対応でき
るように、各科目の専門教員を学習支援センター内に配置し、
学生一人ひとりのフォローアップに努めています。
新入生を対象に、教養講座や個人面談などを通じ、大学で
の学習方法や社会人になるための力を身につけるための
フレッシュマンセミナーを毎週木曜日に開講しています。週
1回担任に会うための機会にもなり、より学生生活を充実さ
せることにつながっています。
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