4月24日(火)にEU国際都市間協力プロジェクトに係るドイツ共和国ノルトライン-ヴェストファーレン(NRW)州エッセン市派遣団が本学部を訪れ,研究施設等を視察した後に,「企業・研究機関等向けエッセン市連携セミナー」を本学部62号館(ハットNE)3階の6231教室にて行いました。

本学部の視察では,機械工学科伊藤耕祐准教授が本学の教育・研究のテーマである『ロハス工学』の歴史と基本概念を紹介し,ロハスの家の基本コンセプト(エネルギー・水・材料の自立と健康快適空間による自然との共生)と3つのロハスの家の特徴を説明しました。また,関連する研究(浅部地中熱、ロハスの花壇、免震)の概要や震災復興支援の取り組みについても紹介し,その後,ロハスの家研究施設を見学しました。

講演する伊藤准教授

電気電子工学科酒谷薫教授からは医療工学の分野について,Active Agingを支援する新しいヘルスケアシステム,センサーを用いた健康状態を見守り技術,ICTによる次世代地域包括ケアの本学部の取り組みについて紹介しました。その後,次世代工学技術研究センター内を視察しました。

次世代工学技術研究センターと視察する様子

16時からは本学部62号館(ハットNE)3階の6231教室にて,「企業・研究機関等向けエッセン市連携セミナー」と題し,エッセン市視察団の訪問団のクラウス・ゲーナー氏(デュイスバーグ-エッセン大学工学部教授)による再生可能エネルギーをテーマとした「エネルギー転換とエネルギー産業のハブシティ」,ウィンフリード・ブック氏(エッセン経済振興公社ヘルスエコノミー担当)による医療・ヘルス産業をテーマにした「医療,医療科学とヘルス産業の都市」の講演が行われ,それぞれの分野における変遷や取り組みが紹介されました。本学部からも多くの学生が聴講に訪れました。

企業・研究機関等向けエッセン市連携セミナーの様子

出村克宣工学部長は冒頭の挨拶で,『ロハスの工学』について紹介し,「本学部の目的は『人と地球の未来のために,人の健康と地球の持続性に貢献し,人々の幸せを支える』こと,目標は『ロハスエンジニア』の育成,つまり,『ロハスを意識できる,専門分野の基本と応用力を身に付けたエンジニア』を育成すること」と述べ,エッセン市派遣団による講演と本学部の研究テーマとの密接な関係性にも触れられました。また,本交流について,「エッセン市と郡山市との国際協カプロジェクトが益々盛んになり,素晴らしい成果が生まれることを期待します」と述べ,今後の交流の発展に期待を寄せられました。

挨拶する出村工学部長