『卒業設計の甲子園』でファイナリスト10組に選ばれ
さらに特別賞に輝く

 全国で建築を学ぶ学生の卒業設計作品を一堂に会し、公開審査によって日本一を決める大会、『せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦』が、3月4日(日)にせんだいメディアテークにて行われ、建築学科4年の柳沼明日香さん(浦部研究室・日本大学東北高等学校出身)の作品『モヤイの航海―塩から始まる島の未来』が栄えある特別賞を受賞しました。今年で16回目を迎えるこの大会は、「卒業設計の甲子園」とも呼ばれ、建築を学ぶ学生にとっては憧れの舞台であり、毎年、数多くの学生が挑戦しています。今年は応募数332点から投票方式による審査でセミファイナル進出100作品が選出され、さらに投票と審査員のディスカッションにより選出された10組がファイナル(公開審査)でプレゼンテーションを行った後、日本一~三と特別賞2作品が選ばれました。柳沼さんの作品は、塩業を介して島の伝統文化や根付いてきた営みを、島民や島外の人を巻き込みながら再構築し、塩田の織りなす建築の可能性を提案したものです。製塩の工程細分化、技術の伝承、港の再編から、伊豆諸島全体の島の未来を考えるストーリーやストラクチャー(構造)の美しさが際立っていました。日本一は逃したものの、本作品は各方面から高く評価されており、柳沼さんの今後の活躍も大いに期待されています。(上の写真は学内での卒業設計作品展)