桜も開花し、新入生の門出を祝う

 春の訪れを感じさせる暖かな日差しが降り注ぐ4月1日(日)、工学部キャンパスでは平成30年度日本大学工学部開講式が執り行われました。例年より早く開花した桜並木に迎えられながら、青空にも増して晴れやかな心持ちで会場に集まった新入生たち。日曜日ということもあり、多数のご父母の方にもご参加いただく中、開講式が始まりました。それは、期待に胸ふくらませた学部1,061名、大学院88名にとって、新たなステージの幕開けでもありました。

新入生を歓迎する数々のメッセージ

 まず、日本大学工学部長・大学院工学研究科長 出村克宣教授が御祝いの言葉を述べられました。「新入生の皆さん、日本大学工学部並びに大学院工学研究科へのご入学、誠におめでとうございます。加えてご父母の皆さまには、ご子息のご入学を心より御喜び申し上げます。新入生の皆さんは、本日から工学部キャンパスにおいて、約5千人の仲間とともに活気溢れる大学生活を送ることになります。工学部では教職員が一丸となって、皆さんが充実した大学生活を送れることができるよう、教育・研究活動にあたってまいります」。出村工学部長は、1889(明治22)年に日本法律学校として創立され、来年130周年を迎える日本大学の歴史に触れながら、116万人という日本一の校友ネットワークが社会における様々な場面で力になると伝えるとともに、日本大学の一員となったことを心から歓迎しました。また、工学部は日本大学の教育理念である、自ら考え、自ら学び、自ら道を拓く『自主創造』の能力を身につけ、日本大学マインドを有する者を育成する日本大学教育憲章のもと、『ロハスの工学』をテーマとして教育・研究活動に取り組んでいることにも触れました。そして、「皆さんも、人にやさしい、地球にやさしいなどの問題意識を持ちながら、専門的な知識や技術を学んでいただきたい」と願いました。さらに、日本大学の校歌の始まりにある『日に日に新たに』の言葉を引用し、自分を鍛えるためには、日々意識して努力することが必要であり、加えて成功体験の積み重ねや、できた時の喜びが学修熱心度につながることを示唆しました。そして、「夢の実現に向けて、日々の努力を積み重ねることが自主創造につながる」と諭しました。最後に、これからの日本を担う技術者・研究者を目指して、新たなステージで自分の可能性を切り拓いていくことを切に願い祝辞とされました。

 工業化学科(現生命応用化学科)卒業の大先輩でもある中野伍朗校友会長からも御祝いの言葉をいただきました。中野会長は先輩として、「日大人の誇りを胸に、夢や目標を達成するために一生懸命頑張ってほしい」と叱咤激励されました。そして、「仲間との絆を深めて、学生生活を大い に満喫し、将来社会に出てから必要な人間力を磨いていただきたい」と伝えました。工学部の両輪の一つとして就職支援、北桜祭および課外活動の支援、給付型奨学金の実施を行っている校友会。その活動への理解を求めるとともに、諸先輩方との絆を深めることで、夢の実現への一助になるとアドバイスされました。

 次に、学務担当の根本修克教授による自校教育が行われました。日本大学工学部でどのように学修を進めていくのか、日本大学および工学部の歴史にも触れながら、指導されました。まず、高校までの受身の「学習」と自ら学んで身につける大学での「学修」との違いを説明し、日本大学の教育理念『自主創造』は、大学そのものを意味するのだと言及。さらに、『日本大学マインド』とはどういうものかを具体的に示し、高い倫理観、世界を理解する力、論理的・批判的思考、問題発見・解決力、新しいことへの挑戦、コミュニケーション力、省察力といった能力を身につけ、学士という学位修得を目指すものだとして理解を促しました。工学部が教育・研究のテーマに掲げる、持続可能な社会と健康な生活を支えるためのロハスの工学についても触れました。最後に根本教授は、工学部自慢の桜になぞらえ、「皆さんの能力が開花するように、教職員が一丸となって夢の実現に向けてサポートしていくので、大学生活を楽しみながら、いろいろなものを身につけて、社会に旅立っていただきたい」とその思いを伝えました。

 続いて行われたのは新入生歓迎行事。應援團、桜家一門YOSAKORI隊、ジャグリング部、柔道部、書道会、北桜祭実行委員会、ラグビー部の7団体が趣向を凝らしたパフォーマンスで、新入生に熱いエールを送りました。

北桜祭実行委員会は北桜祭紹介ビデオを上映。サークルは成長につながる経験ができる場だと伝えました。

書道会は「夢も希望も諦めない事が大切」というメッセージを掲げ、やりたいことに挑戦してほしいと願いました。

部員数の少ない柔道部は、入部のメリットを伝えながら、友人をつくるきっかけにしてほしいと呼び掛けました。

門出を祝うパフォーマンスを披露したジャグリング愛好会。  華麗な演技で会場を大いに沸かせました。

普段の練習風景をテレビCM風に見せて、陽気で楽しいサークル活動をアピールしたラグビー部でした。

桜家一門YOSAKORI隊は元気な掛け声と鳴子を響かせながら、洗練された踊りで会場を魅了しました。

 

 最後に、應援團が登壇し、他の団体とともに吹奏楽部の演奏に合わせて校歌を斉唱しました。團長から、「フレー!フレー!日大!!フレー!フレー!新入生!!」と力強いエールが送られました。吹奏楽部も自分たちの活動内容を紹介し、「初心者、経験者ともに大歓迎」と呼び掛けました。
 先輩たちの活気溢れるパフォーマンスに魅せられながら、元気なパワーをもらった新入生たちでした。

 お昼休みには、友人や家族と共に、工学部での初めてのランチタイムを楽しみました。
美味しい笑顔を見せてくれたのは電気電子工学科新入生の皆さん。日替定食やカレーライスなど学食のメニューを堪能していました。「勉強を頑張って、楽しい大学生活にしたい」と抱負も語ってくれました。

 

 

 どんな思いで今日を迎えたのか。将来の夢や目標は?新入生の皆さんのフレッシュな声をお届けします。

将来の夢は環境にやさしい建物を造ること。
建築学科でロハスの工学を学び、建築士を目指します。

将来は自動車メーカーに就職したい(左・機械)。ゲームや携帯アプリ、ハードについても学びたい(右・情報)。

医療に興味があり、臨床工学技士課程がある機械工学科に進学。
単位を落とさないことが目標です!

SNSで知り合い今日初めて対面!まだ大学生になった実感はわかないけど、いっぱい友人をつくりたいです!

医薬品の研究に興味があり化学の道へ。まだ明確な目標はないので、やりたいことを見つけたいと思います。

将来公務員になるために土木工学科に入りました。大学生活を楽しみながら、夢に向かって頑張ります!

高校の部活の先生に勧められここに来ました!目指すは建築士。硬式野球部に入って野球も頑張ります!

臨床工学技士と音響に興味があり電気電子工学科へ。女子が少ない中、早速友達ができてよかったです。

学部長先生や歓迎行事での先輩のお話が大変勉強になりました。大学で専門知識を深めていきたいです。

新鮮な気持ちですが、期待と不安もあります。ここで学べる全てのことを吸収し、希望の就職を叶えたいです。

 

 

 午後からは、各学科2クラスに分かれてオリエンテーションが行われ、クラス担任や学科の仲間との初めての顔を合わせとなりました。4月3日(火)・4日(水)には、きずなづくり・友人づくりを目的とした1泊2日の学外研修に出発。きっとたくさんの友人ができて、大学生活にも溶け込めてきたのではないでしょうか。これからの4年間、充実した大学生活が過ごせることを願っています。そして勉学、課外活動に励み、夢や目標に向かって可能性を切り拓いていけるよう、新入生の皆さん頑張ってください。