日本大学工学部
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世界に発信!最先端の医療工学の研究
次世代工学技術研究センター内にある動物実験室
走査型ハプティック顕微鏡
ルーレオ大学バイオメディカルエンジニアリング研究室に招聘された村山嘉延専任講師
(左から2番目)
次世代工学技術研究センターには、病院の手術室さながらの実験室があり、そこでは電気電子工学の技術を駆使した医療機器や医療システムの開発が進められています。 その機軸となって活躍しているのが、医療工学研究室です。本研究室で開発した人の手のような特性を持つハプティック(触覚)センサは、 遠隔医療や外科手術ロボットなどの最先端医療機器をはじめ、臨床分野にも広く応用できる技術。 その技術を使って産学官連携により製品化された「走査型ハプティック顕微鏡」は、触覚センサと計測技術を活用し、 生体組織のしこりなどの診断が可能な医療機器です。センサが人間の指の代わりに、取りだした癌細胞などの生体組織を触って、 それを目で見られるように画像化するととともに、硬さを定量評価し癌化の物質的な情報まで提供することができるのが大きな特徴です。 1mm×1mmの生きた細胞中の1万点のデータを読み取ることができる顕微鏡は世界にただ一つ。スウェーデンのルーレオ大学バイオメディカルエンジニアリング研究室に販売され、 そこでは、前立腺癌の新しい解析システムの開発が進められています。 スタンフォード大学でも、この装置を使って新しい病理診断学や再生医学確立のためのプロジェクトがスタートしています。 世界最大規模の医療関連機器の展示会「MEDICA」にも出展され、14万人の動員数があり、4300社が出展する中で、注目を集めた「走査型ハプティック顕微鏡」。 「これからのキーテクノロジーはハプティック技術だ」と言われるほど、医療現場のみならず、さまざまな分野での発展が期待されています。 世界に誇れる技術が、ここから発信されているのです。