学生たちの作品を通して地域の活性化に貢献する

 この度、郡山市安積町にある秋田銀行郡山南支店のロビーにて、建築学科の卒業設計作品が展示されることになりました。地域共栄を目指す貴行では、日頃から市民サークルの作品などを展示するロビー展を開催されていますが、郡山南支店で大学の作品が展示されるのは今回が初めてということです。3月1日(水)から17日(金)までは、郡山市内を敷地として取り組んだ石川あいさんの作品『向かい合う距離 ―学べる地域社会―』が展示され、21日(火)からは、折笠美羽さんの作品『トジルヲヒラク ―まちと人に寄り添う余白―』が展示されています。

 岩谷英幸支店長は、「日本大学工学部さんとは古くから御縁がありました。このロビー展で連携を深めることによって、様々な地域貢献につながるのではと思っています。当行には幅広い年代のお客様が来られますが、興味深くご覧になられているようです。今後もいろいろな作品を展示させていただきたいと考えています」と大いに歓迎されています。また、昨秋行われた北桜祭で建築学科の作品を観られた貴行員の夛田真夕さんは、「是非とも作品を飾らせていただきたいと思い、ロビー展を提案いたしました。一般の方が学生さんの作品を見ることはなかなかないでしょうから、この機会にたくさんの方に見ていただければ」と推奨してくださいました。

 今回作品が展示されることになった折笠さんは郡山出身ということもあり、感激もひとしおのようです。「卒業設計の課題として終わるのではなく、展示作品として活かされ、地元の皆さんに見てもらえる機会をいただき、大変嬉しく思います。郡山にこういう施設があったら行きたいと思っていただけるように設計しました。私の夢は、建築を通して人を幸せにすることです。将来は公務員としてまちづくりに携わり、まちの発展に貢献したいと思っています。この作品が展示されることで、少しでも地域のために役に立てたら本望です」と喜びを語っていました。

 本作品は、郡山駅東口北側にある福島交通観光とバスターミナルを敷地に、デイサービスやショートステイを中心とした高齢者施設を計画したものです。路線バスを施設に組み込み、高齢者の多様な活動と交流を促していることが最大の特徴と言えます。また、高齢者だけでなく地域の方々も利用できる機能を取り入れ、まちと施設を結び付けることにより、“開かれた施設”となっています。

 こうした学生たちの日頃の学修成果を広く市民の皆さまにご覧いただくとともに、作品を通して心和ませる憩いの場となり、地域の活性化につながれば幸いです。

 この場をお借りしまして、作品をご展示いただきました秋田銀行郡山南支店様に深く感謝申し上げます。